坐骨神経痛は動かすと楽になる方向への筋力を強化しよう
沢山の本を書いておられる銅治先生は、坐骨神経痛を後屈改善タイプ、前屈改善タイプ、側方改善タイプに分け、それぞれ改善の反応がある方向への体操を指導しておられます(銅治英雄:自分で治す坐骨神経痛 洋泉社 第1版, 2017)。腰を反らせる体操としては、ニュージーランドの理学療法士マッケンジー先生が開発した赤ちゃんのハイハイのポーズが良いです。また腰を曲げる体操としてはウィリアムス先生が開発した膝を手で抱え込む体操が良いです。だから、僕は体を反らして楽になる坐骨神経痛患者さんにはウィリアムス体操を体を曲げて楽になる患者さんにはウィリアムス体操を指導しています。本の解説:江坂の整形外科診療所 戸田リウマチ科クリニック院長 大和大学整形外科非常勤講師 戸田佳孝
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