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- 06-6387-4114変形性膝関節症戸田クリニック戸田整形外科リウマチ科クリニック注射説明
- 膝の裏には大きな神経や血管が通っているので腹ばいになって太ももの外側から膝窩動脈の前に注射針を通す方法が考えられまし。El-Emamの研究では外転筋管ブロックを行った変形性膝関節症患者さんの中では膝窩動脈の下を通すブロック注射を追加し、半分には追加しませんでした。その結果、膝窩動脈の前を通すブロック注射を追加したグループの方が明らかに症状は改善しました。解説:戸田リウマチ科クリニック院長 大和大学整形外科非常勤講師 戸田佳孝
うつ伏せになって膝の外側から打つ注射が効果的な場合もある。
- 06-6387-4114リハビリテーション戸田クリニック戸田整形外科リウマチ科クリニック注射説明
- オーストラリアのShanahan先生達らは59例の変形性膝関節症患者さんに対して、膝の3つの神経に1回のみ皮質ステロイド剤と局所麻酔薬の混合液と注射する本物注射グループと生理食塩水を注射するプラセボ群に分け12週間の追跡調査を行いました。その結果、本物注射グループはプラセボグループに比べて2週間、4週間、8週間、12週間後に疼痛スコアの改善がありましたが、時間の経過とともに効果は減少しました 橘内(きつない)先生達の研究では4週 間の訓練 に より最大膝伸展筋力は, 女性変形性膝関節症 では0.50kg・m増加えると報告しています。。12週間、つまり3ヶ月足らずもあれば、もと筋力はかなり付きます。だからブロック注射を打ち痛みが和らいでいる間に筋肉トレーニングすれば、注射は単なる痛み止めではなく、変形性膝関節症の根本的治療になると考えます。解説:戸田リウマチ科クリニック院長 大和大学整形外科非常勤講師 戸田佳孝
注射は単なる痛み止めではない!痛みの和らいでいる間に筋トレすれば根本治療になる。
- 06-6387-4114吹田市豊津町14番1号戸田クリニック戸田整形外科リウマチ科クリニック筋肉トレーニング老化説明
- 日本では百歳以上の人口はもうすぐ10万人に達します。百歳祝に敬老の日に首相から贈られる銀杯は2015年まで純銀でしたが、2016年からは銀メッキに変更されました。理由は百歳以上の人口が増えすぎたからです。高齢化率は日本が世界一であることは今後も続きそうです。社会のため寝たきりにならない元気の高齢者を増やしましょう 寝たきりや認知症の始まりは股関節や腰椎の骨折であることが多いです。股関節や腰椎の骨折は前向きの転倒では起こらず、尻もちをつくような後ろ向き転倒で起きます。後ろ向き転倒予防には軸脚と反対の脚を斜め後ろに伸ばしても転倒しない筋力を鍛えましょう.解説:戸田リウマチ科クリニック院長 大和大学整形外科非常勤講師 戸田佳孝
寝たきりにならないためには片足を斜め後ろ伸ばす訓練をしよう。
- 06-6387-4114吹田市豊津町14番1号戸田クリニック戸田整形外科リウマチ科クリニック説明足と足の指
- 足趾骨折は比較的若い世代に起き易いです。この世代は足趾骨折ぐらいで休んでいられません。足の指をギプスで固定すると靴が履けなくなります。一般的にはテープで折れていない隣の指と固定することが多いのですが、それでは体重がかかる度に痛みます。骨折しながら働くには固定するよりも骨折部に体重がかからないように土踏まずのかさ上げ(アーチパッド)が付いたサポーターでペタペタと歩きましょう。僕の研究では:36人の足の趾を骨折した方を無作為に以下の3つのグループに分け治療しました。隣接する趾とテーピングで固定した12人のテーピンググループ,足関節吊り下げ型アーチサポートのうち高低差14 mmのアーチサポートを装着する11人の14 mmグループ,そして高低差18 mmのアーチサポートを装着する13人の18 mm群です。1週間後の足部機能指数の改善率はテーピンググループで平均27.6%,14 mmグループでは65%,18 mmグループでは63.4%であり,テーピンググループに比べ14 mm群や18 mm群で明白に改善していました。同じ着けるなら高低差の少ないアーチパッドの方が良いので僕は14mmのアーチパッド付きサポーターを患者さんにお薦めしています。なお、アーチパッドが付いたサポーターはタケトラ社からウルファアーチという商品名で発売されています
机の角で足をぶつけた痛みには固定より土踏まずのかさあげが良い。
- 06-6387-4114吹田市豊津町14番1号戸田クリニック戸田整形外科リウマチ科クリニック手術老化骨粗鬆症
- 令和6年10月8日宮内庁上皇職は「上皇后様は東京大学医学部附属病院において、右大腿骨上部の骨折手術をお受けになり無事終了しました。今後は、経過を見ながら1週間から2週間ご入院になる見込みです。」と発表しました。大腿骨頚部は股関節包の内側にあるのに対して,大腿骨転子部は股関節包の外側にあります。骨の表面には外骨膜があり,折れた骨が癒合する時に重要な役割をします.ところが,関節包の内側にある大腿骨頚部にはこの外骨膜が存在しないため、この部分の骨折は非常に癒合しにくいという特徴があります.「骨折手術」という表現からおそらく大転子と小転子の間を貫く骨折で転子間骨折だと僕は思います。なぜなら、頚部内側骨折ならば、人工関節置換術と表現するはずです。 頚部内側骨折には人工関節置換術を行うのが一般的ですが、転子部骨折では、大腿骨の芯に髄内釘という釘を入れるかプレートを当てて、そこから骨折部に斜めからスクリューを入れるという手術をするのが一般的です。骨膜が残っているので自分の骨で骨折が治ります。大腿骨転子部骨折受傷1年以内の死亡率は10-30%ですが、 死亡率は受傷1年以降では骨折の余命に与える影響はほぼ認められなくなります。リハビリをしっかりされれば、骨折のせいで命にかかわる影響はないと思います。解説:戸田リウマチ科クリニック院長 大和大学整形外科非常勤講師 戸田佳孝