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- 僕は肥満した糖尿病を合併した24人の変形性膝関節症の患者さんに通常の治療を行いながら12人にはセマグルチド(商品名:リベルサス)を飲んでもらい、12人には偽薬を飲んでもらいました。8週後にはリベルサスを飲んだ12人では体脂肪率が平均2.4%減少し、重症度指数が平均4.8点改善しましたが、偽薬を飲んだ12人では体脂肪率は平均0.81しか減少せず、重症度指数も1.2点しか改善しませんでした。この論文を整形災害外科という日本語の雑誌に2024年7月に掲載しました。Biddal先生達はN Engl J Medの10月に同じくリベルサスは変形性膝関節症患者の体重を落とし、重症度指数を改善すると発表しました。論文は英語でかかなければ国際的に評価されないですが、Biddal先生達の論文より僕の論文の方が3ヶ月早かったです。解説:江坂の整形外科クリニック 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
僕の論文(日本語)が世界初?膝の痛みに対するリベルサスの効果。
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- 睡眠薬をできるだけ飲みたく理由は一度飲んだら毎日飲まなければならなくなるという依存性があることですね。2014年に発売されたベルソムラや2020年に発売されたデビビゴは睡眠薬脳内で覚醒に関わるオレキシン受容体に作用し、覚醒のスイッチをオフにすることで自然な眠りに導く働きがあり、寝つきをよくし、眠りを維持する働きがあるため、依存性が少ないです。欠点は、浅い眠りであるレム睡眠を増加させる作用があるので悪夢を見やすくなる点です。僕も二度ほど飲みましたが、二度とも悪夢を見たので服用を止めました。でも悪夢を見ない人もいるので一度試してみる価値はあると思います.解説:江坂の整形外科クリニック 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
癖にならない睡眠薬の中には悪夢の副作用を持つ薬がある。
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- ロンドン大学のNaci先生達の研究では、昔から高血圧の薬として処方されているアダラートなどのカルシウム拮抗薬よりも筋トレや有酸素運動を毎日した方が最高血圧が沢山下がったことがわかりました。運動中には血流が増えるので血管の壁が柔らかくなり、伸び縮みしやすくなったり、筋肉が収縮して心臓の働きを助けてくれる働きがあります。血圧を下げる薬には頭痛や動機などの副作用があります。だから、血圧が少し高くなってきたら、薬を飲む前にまず運動しましょう。但し、心臓の血管に問題のある方は主治医と相談してから行って下さい。解説:江坂の整形外科クリニック 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
高血圧には薬を飲む前にまず運動しましょう。
- 06-6387-4114吹田市豊津町14番1号戸田クリニック戸田整形外科リウマチ科クリニック若い人の整形外科説明鬱
- ナルコレプシーは、夜間に十分に眠ったとしても、昼間に突然我慢できないほどの強い眠気に襲(おそ)われ、眠ってしまう病気です。1日の総睡眠時間が11時間を超える場合に病的過眠ありと診断できることになりました。ナルコレプシーは決して珍しい疾患ではありません。 一般人口中の有病率は正確には不明ですが、欧米では0.02~0.04%ですが、日本では0.16~0.59%、つまり1万人あたり16~59人という割合であり、外国よりも多く、10歳代で発症します。また、Imanishiの解説ではナルコレプシーの推定有病率および発症率は2010年から2019年にかけて、特に10代と20代で増加しています。よく寝る若者を怠け者と決めつけずに気をナルコレプシーに気をつけてあげて下さい.解説:江坂の整形外科クリニック 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
長時間寝るのは怠け者ではなく、脳の病気かもしれない。
- 06-6387-4114再生医療吹田市豊津町14番1号戸田クリニック戸田整形外科リウマチ科クリニック説明食事療法食事療法
- 最近、糖尿病の治療薬を美容外科などで自費治療としてダイエット目的で使うのが流行りです。その賛否はここでは語りません。主に用いられているのは膵臓のGIP/GLP-1に作用してインスリンを多く分泌させるセマグルチド(商品名:リベルサス)とチルゼパチド(商品名マンジャロ)です。リベルサスは飲み薬であり、小腸に何もない状態でしかしっかり吸収されないので、朝起きて空腹時にコップ半杯と飲み、その後30分は何も食べてはいけません。その点、マンジャロは週に1回脂肪に注射する薬剤で徐々に血管に吸収されていくので、打つ時間はいつでも良いです。注射が極端に嫌いでない方にはマンジャロの方が便利かもしれません。解説:戸田リウマチ科クリニック院長 大和大学整形外科非常勤講師 戸田佳孝