戸田整形外科リウマチ科クリニック

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女性ホルモンの低下、男性ホルモンの上昇が変形性股関節症を進行させる。

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Yan先生達はメンデルの法則に基づいた遺伝的な性ホルモンの血清濃度と変形性膝股関節症の関連性を調べました。その結果、男性ホルモンの一種であるテストストロンの血清中濃度が高い家系では変形性股関節症が起こりやすくまた人工股関節置換術を受ける確率が高かったです 女性ホルモンが減ると変形性股関節症になりやすい。上好先生達による女性変形性股関節症患者では肥満度の高い患者さんでは血中エストラジオール2という女性ホルモンの濃度が股関節の痛くないと人に比べて低いの傾向がありました。つまり、閉経後の女性では変形性股関節症が進行しやすいことがわかりました。 #江坂 #整形外科 #戸田クリニック #大阪府吹田市豊津町14番1号 #電話番号0663874114 #戸田整形外科リウマチ科クリニック

再生医療の中でも細胞を含む成分と含まない成分では申請法が異なる。

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PRP(Plate rich plasma)は、細胞成分を含んでいるので細胞を加工するという意味でPRP関節内注射は第二種再生医療等技術の申請が必要です。申請には審査を通すために労力がかかります。PRPを体外でも活性化するため塩化カルシウムを加えた後、細胞成分を除去するためろ過し、サイトカインだけを残し、それを凍結乾燥したのが濃縮血小板由来因子(Platelet derived Factor Concentrate、PFC-FD)です。PFC-FDは細胞成分を含んでいないため使用するための申請は必要ありません。実際、PFC-FDを採用しているある医療機関から関東厚生局に問い合わせたところ「無細胞であれば、再生医療等安全確保法には該当しない」との回答があったそうです。また凍結乾燥しているため輸送が容易で長期保存を可能です。 少し古いデーターですが、令和5年3月時点に戸田クリニックでPFC-FDを受けた患者さんはその内訳は膝164人(うち両膝が35人)、股関節11人(うち両股関節が2人)、腰3人でした。両側を2関節と数えると計215関節です。治療成績は治療前の関節の痛みを100とした時6か月後の痛みが50以下、つまり痛みが半分以下になった関節は215関節中171関節、約80%でした。PFC-FDの作り方は血液を50cc抜いてセルソース社に送ると3週間たつとフリーズドライした粉末が送り返されてきますので、それを蒸留水に溶いて関節に打ちます。ちなみに患者さんに試す前に僕自身が5年前に膝に打ったのですが、未だにジョッギングしても膝が痛くなくなりました。解説:江坂の整形外科クリニック 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝

世間の皆様が、手術をしたくないかがわかる門前町。

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東京でも烏森神社(からすがもりじんじゃ)などが癌封じの神社として有名ですが、大阪では石切劔箭(いしきりつるぎや)神社が昔からデンボ(関西弁で腫れ物)を切らずに治してくれる神様として信仰されていて、それが転じて癌封じの神社として信仰されています。平日の午後でも沢山の人がお参りに来ていて、お百度参りをされている人も多いです。そして僕が何よりびっくりするのは昭和レトロな雰囲気の長い長い商店街が未だに存続、つまり経営がなりたっていることでした。この商店街は「いかに皆、手術をしたくないか」を表していると僕は思います。江坂 整形外科 戸田クリニック 吹田市豊津町14番1号 06-6387-4114 戸田整形外科リウマチ科クリニック

変形性膝関節症に対する再生医療はスポーツ医学から導入された。

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多血小板血漿(英語でplate rich plasma,略してPRP)が整形外科領域に導入されたのは 1990年代であり,当初”biological glues” (生物学的糊)と表現されていました。体の傷を治してくれる糊という意味です。例えば、スポーツ選手が靭帯を損傷した場合、その部分にPRPを打ち安静にして靭帯の傷がそれ以上広がらないのために使われていました。 変形性膝関節症にPRPが効く理由。傷ができるとまず、出血が起こり、その血液の中で血症板が破裂し、線維がでてきます。子供のころ、傷口にできたカサブタから糸がでているのを見たことがある人も多いと思います。その糸を造っているのが多血小板血漿(PRP)です。変形性膝関節症の対しては、軟骨の欠損部に線維性軟骨を造ってくれます。つまり荷重によって一部軟骨が欠損した部分にカサブタを造ってくれて、軟骨の修復を早めてくれます。しかし、欠損部があまりに広範囲である場合、PRPだけでは修復できません。したがって、一部欠損している部分はあるが、殆んどの部分で残っている初期の患者さんに適応があると僕は考えています。 #江坂 #整形外科 #戸田クリニック #大阪府吹田市豊津町14番1号 #電話番号0663874114 #戸田整形外科リウマチ科クリニック #服部緑地公園 #御堂筋線 解説:江坂の整形外科クリニック 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝

変形性膝関節症の筋トレはゆるめで良い。

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変形性膝関節症の筋トレはゆるめで良い。Messier先生達の研究では50歳以上変形性膝関節症患者さんに股関節外転筋力強化、レッグエクステンション、レッグカール、膝に重りを乗せて足首を持ち上げる下腿負荷運動、体幹を鍛えるサイドブリッヂ、胸から垂直に押し出す筋トレ、船漕ぎ運動および腹筋強化運動を1セット40分として週に3回、18ヶ月間(1年半)行ってもらいました。127人には若い人がスポーツジムで行うのと同じ用に筋力強化を目的とした最大筋力の80%でメニューを行い高強度グループとしました。対して126人には最大筋力の30~40%でメニューを行い低強度グループとしました。その結果、治療成績は高強度グループと低強度グループの間で差はありませんでした。つまり、変形性膝関節症に筋トレは筋力強化ではなく、筋力維持が主な目的だと考えられます。 (一方)川内先生は、ノルディック・ウォーキングは自覚的運動強度の低い安全な歩行訓練だと解説しています。変形性膝関節症患者さんははО脚変形のため歩行中重心が左右に揺れ、膝の外側への押し出し力が起こることによって膝軟骨に炎症が起きます。川内先生よるとノルディック・ウォーキングは左右への体幹動揺を抑制し,歩行動作を改善,脊椎や腰関節,膝関節,足関節に対する負荷も軽減するからです。戸田クリニックは大阪関西万博「いのち輝く未来社会のデザイン」に出展予定です。解説:江坂の整形外科クリニック 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝