戸田整形外科リウマチ科クリニック

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ニュースNews

寝違えをなめてはいけない。

肩こり若い人の整形外科説明
軽量のネックカラーを着けよう。日本整形外科学会のホームページによると寝違えとは眠っていて目が覚めたときに、首の後ろや首から肩にかけての痛みが出ることがあり、首を動かすと痛みが出る時もあるため、治療法としては痛い方向には首を動かさないことです。 首を動かさないためにはネックカラーが良いのですが、従来の柔軟なネックカラーは目立つし、蒸れるので「寝違えぐらい直ぐに治るわ」と考え、ネックカラーを着けずに悪化する患者さんが多いです。 最近、10枚の板を布でつないだ比較的目立たず、通気性も良いネックカラーが発売されました。僕の研究では10人の寝違い患者さんを17人にはポリウレタン板10枚連結させた折りたたみ型ネックカラーを着けてもらい、19人には従来の柔軟型ネックカラーを着けてもらい、1週間後の治療成績を比較しました。その結果、折りたたみ型は柔軟型に比べ頭を前に倒す時の制限が少なくなっているため1日装着時間が長くなりました。そして生活困難度指数の改善点数は、折りたたみ型の方が柔軟型群に比べて明白に優れていました。寝違いぐらいとなめてかからず、軽量のネックカラーを着けて下さい。解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝

睡眠薬デエビゴは悪夢を見る。

説明
レンボレキサント(商品名:デエビゴ)はオレキシン受容体拮抗薬であり、他の睡眠薬に比べて依存性が低いです。また服用後の記憶がなくなるという症状も少ないためいわゆるレイプドラッグとしても使用しにくいという利点があります。 しかし、逆に深い睡眠を得ることが困難であり、浅い睡眠(レム睡眠)の割合が多くなり、夢を見やすくなります。嫌なできごとを体験して眠れない患者さんが服用すると悪夢を見やすくなります。僕はストレスが多いせいかデエビゴを飲むとすぐに悪夢を見るので、飲まないようにしています。解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝

姿勢の悪さから来る肩甲骨の内側の痛み。

肩こり若い人の整形外科説明
デスクワークでコンピューターや携帯のディスプレイを見ていると肩が巻いてきます。巻き肩になると肩甲骨が外側にズレてくるので肩甲骨と背骨をつないでいる菱形筋が引っ張られるので、菱形筋が縮まろうとして凝ってきます。また首から肩にかけて張っている僧帽筋も肩甲骨の間縮めようとして肩もこります。だから悪い姿勢でディスプレイを長時間見ていると背中や肩が凝ってきます。 肩こりを客観的にチェックするためには胸の前で両腕の肘と肘を合わせて腕を思いっきり上に挙げます。その時肘の高さが顎まで来なかったらあなたの肩甲骨は外側にずれて肩が凝っています。そのままにしておくとずれた肩甲骨の位置で固まってしまうので、腕を背中に回し、頭を反対側に傾ける動作などで僧帽筋のストレッチをしましょう。解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝    

脊柱管狭窄症の手術は原因を取り除くわけではない。

腰痛説明
脊柱管狭窄症の手術には広い部分を観察するために大きく開く手術と少しでも傷を小さくするための内視鏡手術があります。しかし、原因を直接取り除きに行くと神経を傷つける可能性があります。したがって、圧迫された神経を後ろや前に逃げさせるために骨や靭帯を取り除く除圧術や骨のグラつきをなくすための固定術が行われます。 そう聞けば、内視鏡の手術の方が優れているように思いがちです。でも、医師から「最近は整形外科も進歩して腰の手術も胃や腸と同じように内視鏡でできるようになりました」と説明されても誤解しないで下さい。胃や腸の内視鏡は管に直接入れるので悪い部分に直接到達できますが、脊椎の内視鏡は神経の管に入れるわけではなく、筋肉に入れるだけで見える悪い部分は限られてきます。利点と言えば手術の傷が小さくリハビリテーションの期間が短いことですが、取り残しができると、後で結局、切り開く二期的手術が必要となる場合があります。解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝

手術嫌いな僕でも手術を薦めるのは6分間連続して歩けなくなった時。

変形性膝関節症説明
6分間歩行試験は30mの平坦な直線コースを、6分間でできるだけ速く、長い距離を往復歩行してもらい、その歩行距離を測定する試験です。1985年にガイアット先生達によって慢性心不全患者さんのテストとして開発されましたが、2003年にエンライト先生達によって健康度チェックとしても利用されるようになりました。平均値は60代男性では572m、女性では532mです。この距離を目標にウォーキングしてみましょう。 6分間歩行試験では歩行中、休憩が必要な場合は立ち止まったり壁にもたれかかったりして何度でも休むことができ、可能となれば歩行を再開します。広島市民病院副院長の出家先生によると休憩をいれなければ6分間歩くことができなくなった変形性膝関節症患者さんには人工膝関節置換術を薦めるとの見解を示されました。6分間続けてあるけないと慢性心不全にもなる可能性になる可能性もあります。手術反対派の僕ですが、よく転倒されるなど歩行が困難になってきたら危険ですので手術も考えた方が良いと思います. 解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝