戸田整形外科リウマチ科クリニック

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歯が抜けると足がむくむ。

その他説明食事療法
Tanaka先生の研究によると高齢者の残存歯数の減少はタンパク質摂取量、特に動物性タンパク質の摂取量を減少させ、低アルブミン血症を生じさせていました。低アルブミン血症からくる足のむくみの予防には80歳になっても自分の歯を20本以上残すいわゆるハチマルニイマル運動を行うことです。歯を失う一番の原因は40歳以上で急速に進行する歯周病です。歯周病の予防には週に1回以上は鏡で自分の歯ぐきの状態を観察する。定期的に歯石をとるなど、歯のクリーニングを受けるなどが大事です。解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝

筋トレには湯葉と意識集中が良い。

筋肉トレーニング若い人の整形外科説明食事療法
「週刊文春」2023年6月22日号によると日本人タンパク質摂取量は世界180カ国中、日本は71位でまだまだ足りません。筋肉はタンパク質で造られます。タンパク質を構成しているのはアミノ酸ですが、アミノ酸の中でも自分の体の中で変換して造られないアミノ酸を必須アミノ酸と呼ばれ、食品から取らなければなりません。必須アミノ酸の一種であるロイシンを多く含んでいる食品は大豆の煮汁の上澄みである湯葉です。特に乾燥湯葉は常温での保存もきくし、味噌汁にポンと入れるだけでも美味しくいただけます。また乾燥湯葉は生湯葉より値段も安いのでお薦めです。 筋トレでは量より質が大事!効率の良い筋トレは動作を行う時、にどの筋肉、どの関節を動かすのか覚えることが大事です。これをモーターコントロールといいます。例えば、腹筋訓練をする時には働いていることに腹筋に意識を向けるようにしましょう。松原先生達によるとモーターコントロールを行うことによって身体機能や精神心理状態,生活の質を改善するそうです。つまり、筋トレは量より質が大事なのです.解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝

男性更年期と糖尿病は男性機能を低下させる理由。

スポーツ筋肉トレーニング説明
男性更年期障害の原因はテストステロンの減少。男性ホルモンの一種であるテストステロンの働きと減少した時に現れる症状は、骨では骨密度維持しているので減少すると骨粗鬆症が起こり、筋肉では耐久性を保つ働きがあるので、減少すると疲れやすくなり、脳では意欲・性欲保つ働きがあるので、減少すると意欲や性欲が減退してきます。性腺では勃起や精子を造る働きがあるので減少するとインポテンツや精液減少による射精感の欠如が起きてきます。 男性更年期以外でもインポテンツは起こります。昭和40年代島田洋之助・今喜多代という夫婦漫才で喜多代さんが「お父さんは糖尿であっちの方はさっぱりだめ」と言っていました。僕はなぜ糖尿病でインポテンツになるのか不思議に思いました。古川先生らによると動脈硬化などが原因で糖尿病では勃起障害が起こるそうです。そもそも勃起して固くなる陰茎は筋肉でできているわけではありません。風船に水を入れて固くなるのと同じく、動脈が開いて静脈が閉じて血液が貯まることで固くなるのです。糖尿病になると動脈のしなやかさがなくなるので充分な血液を送ることができずインポテンツになるようです.。解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝

同じラジオ体操でも適した人と適していない人がいる。

ラジオ体操筋肉トレーニング説明
ねこ背姿勢で長時デスクワークをしている人は肋骨と肋骨の間が狭くなり、肋間神経が圧迫されて肋間神経痛がでることがあります。そんな人は仕事の合間にラジオ体操の体前屈してから後ろに反らす運動をして肋骨と肋骨の間を広げるようにしましょう しかし、ラジオ体操の前屈運動は65歳以上では腰痛の原因になることがあります。ラジオ体操の放送が始まった1951年(昭和26年)の日本人の平均寿命は男性60.8歳、女性64.9歳であり、65歳以上の人はほとんどいませんでした。したがって、ラジオ体操は65歳以上の人がすることを想定されていません。65歳以上になると骨盤が後ろに傾いてくることが多いです。この状態で体を前屈しようとすると骨盤の回転では体が傾かず、腰にかかる負担が多くなり、腰痛の原因となります。解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝

スクワットは無理にしなくても日常生活動作でできる。

筋肉トレーニング説明
膝を傷めるスクワットをしていませんか?スクワットをする時に膝を深く曲げると体の軸から膝の回転軸が離れてしまいます。したがって股関節や足首の動きに分散されることなく膝だけに負担がかかります。また、スクワットで膝を曲げた時に膝が内側に入いるX脚になると膝の内側に重心がかかり、内側の半月板にかかる負担が大きくなります。 スクワットをトレーニングとして特別な時間に行う必要はありません。散歩の時愛犬に引っ張られると膝が痛くなるようなことはないですか?それは太ももの裏面にあるハムストリングスが弱ってきた証拠です。椅子から立ち上がるとき に、目線は正面を向けたまま、お尻を浮かせて10秒キープ。 これを3回繰り返す運動が効果的です. 解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝