昔やっていて今はやらない訓練:3)柔道部員が畳を背負って走る
昔やっていて今はやらない訓練:3)柔道部員が畳を背負って走る
今から40年以上前、僕も中学高校時代柔道部に所属していましたが、柔道場はなく、体育館の畳を敷いて練習をしていました。そのため畳を背負って走る訓練をよくしました。背負い投げなどをするための筋肉が鍛えられると信じられていました。しかし、背中に重りを背負って走ると、脊柱起立筋と股関節・膝に強烈な負荷がかかります(http://oshiete.goo.ne.jp/qa/1342600.html)。脊柱起立筋はもっとも回復しにくい部位の一つですし、股関節・膝にもダメージがいくわけですから、下手をすれば腰痛と膝痛で歩くことすら出来なくなる可能性もあります。だから、今はこの訓練をする柔道部は少なくなりました。解説:江坂の整形外科診療所 戸田リウマチ科クリニック院長 大和大学整形外科非常勤講師 戸田佳孝
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