65歳以上になると女性の多くが変形性ひざ関節症になります。念のためリウマチの気配がないか採血をするのですが、高齢発症のリウマチの特徴は血液検査でリウマチ因子が正常であることが多いひざや股関節の大きな関節から始りやすいである(Emery P et al: Rheumatology 38:228-234,1999)ため、初めはひざの痛みだけでも次第に手や足の関節も腫れてきた場合は関節リウマチだとわかる場合がありますので、主治医に相談してください。論文の解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝