インターネットは立ってした方が依存症になりにくい
国内のある大学の研究では334人の学生を対象とした調査ではインターネット依存度が高いほど1日平均歩数が少ないことがわかりました(西脇雅人ほか:体力科学63: 445-453,2014)。インターネット依存度インターネット依存度は8つの質問に対するyesの数の合計からを判定します。1)インターネットに夢中になっていると感じているか?、2)他に仕事があるのに、満足感を得るためにネットの使用時間を延長することがよくありますか?、3)ネット使用を制限したり,時間を減らしたり完全にやめようとして失敗したことがたびたびありますか?,4)ネットの使用時間を短くしたり完全にやめた時にイライラした経験がありますか?、,5)使い始めに予定していたよりもネットを使い続けることがよくありますか?,6)ネットのために大切な人間関係や学校のことや部活動のことを台無しにしたり,危うした経験はありますか?、7)ネットへの熱中のしすぎを隠すために,家族,先生やそのほかの人たちに嘘をついたことがありますか?、8)問題から逃れるためや落ちこんだ時にネットを使うことがありますか?、yesの数が0項目:Ⅰ群、1項目:Ⅱ群、2:Ⅲ群、3:Ⅳ群、4以上:Ⅴ群に分類します。
子供が座ってばかりで足腰が弱くなっていることが国際的に問題となっています。海外では子供がスクリーンタイム(テレビ/DVD, テレビゲーム, コンピューター使用など)を1 日あたり2 時間以下とすることが勧められています。.しかし,1日2時間以下の基準を満たしている子供の割合は,アメリカの男子ではなんと!26.7%(4人のうち3人は1日に2時間以上スクリーンゲームをしている,女子が35.0%,カナダでは男子が38.1%,女子が56.0%,中国では男子が46.7%,女子が42.3%でした(石井香織:体力科学.65: 357-366,2016)。そのため、オーストラリアでは、子供が少しでも長い間立っているように、イーゼル(油絵を描く時の道具)を使って授業をする試みがされています
論文の解説:江坂の整形外科診療所 戸田リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
戸田クリニックホームページ:https://toda-hiza-seikei.com/
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