脊柱管狭窄症には神経に栄養を与える血管を広げると良い
年齢の変化で椎間板の水分の量が減ってくると椎間板の高さが低くなってきます。だから背は縮みますが、椎間板の後ろを通っている神経の長さは変わりません。このため神経がトグロを巻き、血行が悪くなるのが脊柱管狭窄症の原因の一つです
脊柱管狭窄症に特徴的な症状は何メートルか歩くとだるくなる間欠性ハ行です。この症状には神経に栄養を与える血管を広げ、血液のめぐりを良くするためのプロスタグランジEl製剤が第1選択薬です。
解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
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