JR西日本さん。日本人の10人に一人が過敏性腸症候群ですよ。
JR西日本は、琵琶湖線で1月24日夜すし詰め状態の車内で乗客を8時間を過ごさせました。JR西日本は把握しているだけで、救急搬送された乗客が13人いたとしています。客の避難誘導が遅れた理由についてJRは、「夜間の降雪の中でお客様に列車から降りていただくことに躊躇し、お客様に降車いただく判断を行うまでに長時間を要したため」としています。
Fumitake先生達の研究ではラットを使った実験ではわずか3時間だけの運動抑制ストレスでも小腸の運動は大きく阻害されました。
ストレスの多い現代社会では10人に一人がかかえている過敏性腸症候群は炎症や潰瘍がないのに、お腹の痛みや不快感に下痢や便秘を伴う症状が続く病気をといいます。血液検査や内視鏡検査でも異常が見つからないこと、ストレスで症状が悪化することから心身症の一つとされています。夜、雪の道を歩くより下痢や便秘の方が辛い人が沢山いたはずだと思います。論文の解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
前の記事へ | TOPヘ | 次の記事へ |