65歳以上にお薦めの運動カーフレイズとダンベル体操。
ふくらはぎ(下腿三頭筋)は第二の心臓と呼ばれており、動かせば血流障害が改善します。下腿三頭筋を鍛える方法としてカーフレイズがあります。方法は足幅を肩幅程度に開いて立つ。壁に両手をつける。爪先を地面につけたまま踵を思いっきり浮かせる。かかとを地面につくギリギリの位置まで下ろす。この時大事なことは踵を地面につけないことです。回数は5回3セットが目安です。高田先生達の研究では人工膝関節術後1週から脚の血流改善を目的としてカーフレイズ30秒2セット行いを行わせた患者では行わせなかった患者に比べて3ヶ月後成績が明白に優れていました。是非3ヶ月続けて下さい
ダンベルを使ったウェイトトレーニングで分泌される代表的なホルモンは「テストステロン」です。テストステロンは睾丸で主に造られますが、相澤先生は骨格筋でもテストステロンは造り出されると述べています。年齢とともに睾丸での産生量を落ちますが、ウェイトトレーニングによって筋肉からテストステロンを補うことができます。テストステロンは、疲労回復・疲労物質の排出、骨や筋肉の成長促進、肌の再生など、身体的な若さを維持するのに役立ちます。解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
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