日本が現地中心主義でアフガニスタン支援をしよう。
9.11事件の報復として2011年アメリカ中央情報局はポリオワクチン接種チームを利用してビンラディン氏の隠れ家を突き止め暗殺しました。現在、アフガニスタンはイスラム過激派のタリバンが政権を握っています。アメリカに不信感があるアフガニスタンではポリオワクチンが浸透せず、未だにポリオ新規発生者がでています。
アフガニスタン国中で尊敬されていたのは医師の中村哲(てつ)さんです。彼は1980年代から医療支援をアフガニスタンで行っていましたが、2001年から灌漑事業を始めアフガニスタンの農地開拓を目指す活動を行うようになりました。中村先生によると欧米の支援は上から目線でアフガニスタンを見下したところがある。アフガニスタン人と対等に接し、ともに努力してこそ信用されると述べておられたそうです。2019年12月4日残念ながら、身代金目的の誘拐グループによって中村先生は殺害されてしまいました。
そして宗教や政治の介入しない日本人とのふれあいからこそアフガニスタンで子供全員がポリオワクチンを接種してくれるようになりポリオが撲滅できると僕は信じています。
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