貴晶会戸田リウマチ科クリニック

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超高齢者に対する医療を輸出しよう。

最近、国際学会では「超高齢者(90歳以上)に対する….」という題名をつければ、採用されやすいそうです。日本は高齢化社会の先頭を走っているので、日本の経験を各国が聞きたがっている証拠だと思います。日本の経済力が落ちた理由の一つは高齢下社会になり、労働人口が減ったからです。しかし、一人っ子政策をしていた中国では2030年には労働人口は2020年に比べ30%も減ります。中国も日本のたどってきた道をたどるのです。筋トレや家庭用医薬品の活用などの高齢者が自分でできる医療によって医療財政を立て直すことができれば、世界の模範となります。そして、その技術を輸出できれば、日本経済立て直しの起爆剤になると僕は思います。 具体的には高齢者がよく使う整形外科関連の医薬品を輸出できようにしては各国と交渉してはいかがでしょうか?アジア系の外国人観光客が爆買いしてくれるアンメルツなどの容器の形の使いやすさで人気です。またや液体絆創膏、シート、パッチは薬品形状の使いやすさで人気があります。中国などでは日本の開業医のようにすぐに診てくれる医師のレベルが低く、大病院では待ち時間が長く、人気の医師に診てもらうためにはコネがなければ難しいという医療事情があるそうです。その点、フリーアクセスできる日本の国民皆保険制度は素晴らしいと僕は思います。