整形外科的な便秘解消法はお腹を温めながら脚を高く挙げる。
Morisawa先生達の研究では下肢と体幹の他動運動と腹部の温熱療法との併用療法が腸の運動が増加することを報告しました。温める代表的なアイテムが湯たんぽですが、低温火傷の恐れがあるので細心の注意が必要です。電気毛布はお腹の広範囲を温められますが、ペースメーカーの入っている人などは使用しないで下さい。運動療法について加藤先生は肘を骨盤の周りに固定し、両手掌の高さまで大腿を挙上する水平足踏みは腹部内臓の前方に位置する腸腰筋を動かすことによって便秘が解消すると述べています。水平足踏みは肘を骨盤の周りに固定し、両手掌の高さまで左右交互に大腿を速く挙上し、50回1日2セットしましょう。解説:江坂の整形外科クリニック 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
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