乳がんのホルモン治療では全身関節痛が10%に起きる。
乳がんは女性ホルモンが多いと大きくなりやすいので、乳がんの治療には女性ホルモンであるエストロゲンの濃度を減らすアロマターゼ阻害薬を使うことがあります。女性ホルモンは骨や軟骨に栄養を与えるための重要な働きをしています。高橋先生達の調査では乳がんに対するアロマターゼ阻害薬では10%未満で全身関節痛がありました。その全身関節痛はペインクリニックで治ることが多いですが、さらに、重症な場合には浮腫になった骨髄に穴を開ける骨穿孔術を行います。解説:江坂の整形外科クリニック 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
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