貴晶会戸田リウマチ科クリニック

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幸福(well-being)には睡眠促進行動が重要である。

山岡先生達の2001名を対象とした調査結果では幸福感(英語でwell-being)を高めるには,成人,高齢世代ともに,「夕方以降は居眠りをしない」,「寝床で悩み事をしない」,「休日も,起床時刻が平日と2時間以上ずれないようにする」などの睡眠促進行動が重要であることが示されました。そしてもし、深酒をして睡眠不足になったとしても普段と同じ行動をすることが幸福感を保つためには大事です。 Rodrigo先生の研究では最大筋力、筋持久力、有酸素運動能力に対してアルコール摂取の単独的な影響および睡眠不足との複合的な影響は生じないことが示されました。この研究では1kg体重当たり1gのビールを飲むグループとノンアルコールビールを飲んだグループで最大筋力、肘屈筋持久力試験における疲労困憊までの時間、トレッドミルによる有酸素運動における疲労困憊までの時間、筋活性化、有酸素運動中の心拍数、および有酸素運動中の自覚的運動強度評価しました。両方のグループの間で差はなかったです。つまり、深酒で寝不足の翌朝も筋トレすれば効果あり