貴晶会戸田リウマチ科クリニック

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子供が溺れているかどうかを検知するのに音に頼ってはいけない。

夏休みになって水の事故が増えてきました。よくテレビのドラマでは溺れかけている子供は「助けて」と言いながらバタバタと水音をたてて溺れています。しかし、実際には溺れる時の子供は呼吸に精一杯で声も出せずに沈んでいきます。坂本先生達の調査では保育園32ヶ所の園児の保護者を対象に児の溺れかけた経験や状況を調査しました。その結果、溺れかけた時の様子は84.5%が「声を出さなかった」、58.1%が「水音はほとんどしなかった」と答えました。すぐ隣にいるし、何かあったら音がするでしょうと決して思わず、目を離さないことが大事です また、長谷川先生は、緊急救助のため服をきたまま靴を履いたまま飛び込んだ時は横泳ぎより平泳ぎにて木の板などの浮きを利用し,ゆっくり泳ぎ,冷静に対処することが大切と述べています。また、菊田先生の解説では後から顎を持って救助される側を仰向けになって浮かせて引っ張ることが最も安全であると述べています。参考にして下さい。解説:江坂の整形外科クリニック 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝