変形性膝関節症に対する新しい日帰り手術は1年経つと痛みが戻ってくる。
冷却型ラジオ波治療法であるクーリーフ(COOLIEF)は、2023年6月に健康保険適用となった、慢性的な変形性膝関節症の痛みを軽減する新しい日帰り手術です。エコーを用いて膝の感覚神経を特定し、冷却機能付きの専用プローブ(針)でラジオ波(高周波)を熱源として神経を焼灼・ブロックする方法です。しかし、根本的治療ではなく、あくまでも痛みを和らげる日帰り手術です。しかもその痛みを取る効果は長続きしません。Vallejo(ファレホ)先生達の研究ではCOOLIEFは24週間後(約半年後)には偽の手術をした人に比べて非常に良く効いていたが、52週後(約1年後)には明白な差はなくなっていました。特に60歳以上の人には同じ手術をするならば根本的治療である人工関節置換術の方がお薦めです。解説:江坂の整形外科クリニック 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
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