心血管疾患リスクのある変形性膝関節症患者でも強度の運動療法をして問題ない。
変形性膝関節症の患者さんの中には高血圧、糖尿病、脂質異常症、肥満などがあるため心筋梗塞や脳卒中などの血管疾患(心血管イベント)を引き起こすと困るからという理由で運動療法に積極的でない患者さんが時々います。Pedersen(ペダーセン)先生達は変形性関節症を有し心筋梗塞や脳卒中などの血管疾患を起こす危険性の高い41名に週に3回最大心拍数の80%を超える高強度インターバルトレーニング2分間を8回、続いて最大心拍数の60%超の中強度トレーニング2分間を8回を12週間行ってもらいました。その結果、心筋梗塞や脳梗塞を起こした患者は一人もおらず、88%の患者が12週間の運動療法を達成しました。また1週目から12週目にかけて膝痛が1ポイント以上軽減した参加者は19名(46%)でした。高血圧、糖尿病、脂質異常症、肥満などがある変形性関節症患者さんが運動療法を行っても問題はありません。解説:江坂の整形外科クリニック 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
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