ステロイド注射の副作用を和らげるためにヒアルロン酸を混合すると良い。
赤ちゃんの沐浴などで親指で頭をさせていると親指を広げる長母指外転筋と手首を前に押し出す短母指伸筋が腱鞘の中で癒着し、腱鞘炎であるド・ケルバン病を起こします。ド・ケルバン病には腱鞘内ステロイド注射を打つことがあります。しかし、ステロイドを脂肪の少ない場所に打つと皮膚が萎縮して白く変色することがあります。これは、若い女性が多い赤ちゃんのお母さんにとってショックが大きいです。Kaminaka(かみなか)先生達によると萎縮性瘢痕ざ瘡に対するヒアルロン酸拡散注入機器を用いた治療が有効であったと報告しています。このため、ド・ケルバン病にはステロイド注射の副作用を和らげるためにヒアルロン酸を混合すると良いです。こうすれば、ステロイドによる副作用である皮膚萎縮が起きる可能性が減ります。主治医にご相談下さい。解説:江坂の整形外科クリニック 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
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