変形性膝関節症に対する多血小板血漿注射の効果と内側半月板逸脱との関連性.日関病誌.39:15-20,2020
39例の変形性膝関節症患者(膝OA)に多血小板血漿(PRP)関節内注射を行い、12週間後のLequesne重症度指数の改善率を評価した。改善率は年齢(p=0.48)、罹患年数(p=0.16)、BMI(p=0.88)およびFTA(p=0.34)との間に有意な相関性はなかったが、半月板逸脱長との間には有意な相関があった(p=0.026)。このため、半月板脱出長が短い患者ほどPRP注射による改善が期待されると結論した。
前の記事へ | TOPヘ | 次の記事へ |