血小板由来因子濃縮液(PFC-FD)は細胞を加工しないので現時点では届け出の必要がありません
患者さんから時々「再生医療等提供計画「多血小板血漿(PRP)による変形性膝関節症治療(第2種)に届け出している診療所に戸田クリニックはなかった」と指摘されますが、当院で行って血小板由来因子濃縮液(Platelet-derived Factor Concentrate : PFC)は細胞を含んでいないので、現時点(2021年4月)では届け出の必要がありません(製造しているセルソース社に確認済み)。白田先生が指摘されているように凍結乾燥加工物である,凍結乾燥した 多血小板血漿(PRP)と血小板由来因子濃縮液( PFC)はそれぞれ異なるものの名称が類似しているため,患者に限らず整形外科医もその違いを認識しておらす,細胞療法による再生医療につき誤認されてしまっています。(白田智彦ほか.Bone Joint Nerve.10:207-218,2020)。PFC-FDは細胞成分を含んでいないので再生医療法の対象にはなっていません。江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
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