クリニックの再生医療で死亡。自分の細胞に拒絶反応が起きないのだが..。
2025年8月30日の日本経済新聞によりますと厚生労働省は29日、自由診療として本人の脂肪由来の幹細胞を投与された外国籍の50代女性が、治療中に急変し死亡したと発表しました。実施した東京サイエンスクリニックに対し、この治療の提供を一時停止させる緊急命令を出しました。クリニック側は、急激なアレルギー反応であるアナフィラキシーショックが起きた疑いがあると説明しました。脂肪幹細胞は自分の細胞から得られた成分ですので、拒絶反応が起こるはずがないのですが不思議です。僕はもし他人の細胞と間違えたなら拒絶反応が起こる可能性もあると思います。戸田クリニックで取り扱っている再生医療は細胞成分を含まない自分の成長因子なので、間違えて他人に打ってもアレルギー反応が起こる可能性は低いです。解説:江坂の整形外科クリニック 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
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