デスクワークでの肩こりの原因の多くは頭が前に傾くから
人間に進化する前のサルの状態では4本足歩行の時には地面に支えられていた両腕の重みが二本足で歩くようになったせいで肩の筋肉で吊り下げるようになり、肩の筋肉にかかる負担が増えました。さらに、13ポンド(約6kg)もある成人の頭を立っている時は頸の骨で支えていますが、デスクワークでデスプレイを見るために顎が前に出て、頭の重心が頸の骨からズレた時には頭の重さは肩の筋肉が吊り下げなければなりません。このため、肩がこるようになります。皆さん、デスクワークの時は顎を引き、頭の重さが頸の骨の上に乗っていることを実感しながら作業をしましょう。解説:戸田リウマチ科クリニック院長 大和大学整形外科非常勤講師 戸田佳孝
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