初期変形性膝関節症に成長因子製剤注射が1年後にも効いている割合は3回打てば約7割。
凍結乾燥濃縮血小板由来成長因子(一般的に「PFC-FD」と呼ばれるもの)とは、患者さん自身の血液から血小板の成長因子を濃縮し、フリーズドライして保存性を高めた注射液です。Ohtsuru先生達は変形性膝関節症に対してこの成長因子製剤を1回だけ打った1054人と3回打った317人の治療効果を比較しました。その結果、初期の変形性膝関節症患者では1年後にも成長因子製剤がよく効いている割合は3回打った人では70.9%で1回打った人では60.9%でした。しかし、成長因子製剤は健康保険の適応がないので3回打つと自己負担額も増えるので6割と7割の差なら僕は1回注射で様子を見ることをお薦めします。解説:江坂の整形外科クリニック 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
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