筋肉の凝りを治すためには凝っている筋肉と反対の作用を持っている筋肉(拮抗筋)を刺激すれば良いと斑目先生は書いています(班目健夫:首のスジを押すと超健康になる.マキノ出版.第3刷,2015)。例えば曲げる作用を持つ筋肉が凝っている時には伸ばす作用を持つ筋肉を刺激すれば緩むそうです。坐骨神経痛で痛むおしりの筋肉の拮抗筋は腸腰筋です。腸腰筋の刺激の仕方はそけい部を押して痛みを感じるポイントをさがし、その部分を指で押さえながら座ると空の深くにある腸腰筋が刺激できます。本の解説 江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝