貴晶会戸田リウマチ科クリニック

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大豆食品にもステロールが豊富で女性ホルモンの低下をカバーしてくれる。

栄養豊富な健康食材として知られる大豆食品は、ひざ痛対策にも効果を発揮します。多彩な成分のなかに、ひざを守る成分が含まれているのです。 まずはステロール。「アボカド大豆不けん物」とも言われるステロールは、その名の通り、アボカドと大豆に多く含まれています。大豆食品にはもうひとつひざにいい成分が含まれています。それが、最近よく耳にする大豆イソフラボンで 変形性ひざ関節症やヘバーデン結節(手の指の指先に近い関節が腫れたり変形したりする病気)などの変形性関節症は、更年期以降の女性に多い病気です。関節軟骨を支える骨が弱くなることに加え、軟骨を保護する女性ホルモン(エストロゲン)が減少することが大きな理由です。この時期はまた、骨からカルシウムが急速に失われて骨粗しょう症のリスクも高まります。 ここで威力を発揮するのが大豆イソフラボンです。大豆イソフラボンはエストロゲンと構造が似ており、骨粗しょう症をはじめ、更年期障害で起こるさまざまな症状を解消する効果があることが判明しています。 種類も豊富な大豆食品は、食卓を彩るとともに、ひざを守ってくれるのです。アボカドと組み合わせて食べれば、最強タッグが誕生します。 (文章は戸田佳孝:ひざ痛を自力で治す. 大洋図書、2024年より引用。宜しければご購入下さい) 解説:江坂の整形外科クリニック 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝