貴晶会戸田リウマチ科クリニック

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悪い姿勢のデスクワークにより肩甲骨の内側が凝り、頭の位置を元に戻せなくなる。

上位交差症候群とは頭や肩が前に出てしまい、背中が丸まっている姿勢のことで、デスクワークや前傾姿勢の作業が続くと起きやすいです。上位交差症候群になると肩甲骨の内側の筋肉が凝ってきます。Gu先生達は上位交差症候群になると頚椎を動かした後、あらかじめ定義された目標に正確に頭を戻す能力が低下することを指摘しています。 デスクワークでコンピューターや携帯のディスプレイを見ていると肩が巻いてきます。巻き肩になると肩甲骨が外側にズレてくるので肩甲骨と背骨をつないでいる菱形筋が引っ張られるので、菱形筋が縮まろうとして凝ってきます。また首から肩にかけて張っている僧帽筋も肩甲骨の間縮めようとして肩もこります。だから悪い姿勢でディスプレイを長時間見ていると背中や肩が凝ってきます。解説:戸田リウマチ科クリニック院長 大和大学整形外科非常勤講師 戸田佳孝