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東京大学整形外科学教室教授の田中先生は、「コロナ時代のリウマチ診療」と題した総説の中で「感染予防の目的でsocial distancingが叫ばれる中で. 恐怖心のあまり患者を遠ざけようという心の障壁が我々の中にできてしまうとすれば.医療者としてはあまりに悲しいことであろう.」と書いておられます(田中栄:臨床リウマチ.32: 86-97,2020.)。患者さんの痛みや病気を治すために医療従事者になったのに、今回のコロナ禍ではコロナ患者さんを診察した場合、どれぐらい接触したかが、休診の必要の基準になっていることは悲しいことだと思います。論文の解説:江坂の整形外科診療所 戸田形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝