日本では果物の摂取量が減っている。
1日に果物を食べる量の平均値は1975年の1日200gが最高で、現在は99gです。年齢別に見ると80歳代では141gですが、60歳代では118gであり、年齢が下がるほど果物を食べる量は減っていきます。その理由の一つは1975年当時には家族の人数が多く、みかんなどの果物を沢山購入しても十分消費できました。だから、冬になるとみかんを箱で買って、こたつに入りながら皆で食べたものです。でも、
現在はひとり暮らしの人が増え、賞味期限の短い果物は好まれない傾向があるからです。果物に多く含まれるカリウムは塩分の主成分であるナトリウムを腎臓から排出させる働きがあるので血圧を下げる効果があります。そのため動脈硬化の予防に役立ちます。だから、皆さん、勤めて果物を食べる量を増やしましょう。解説:江坂の整形外科クリニック 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
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