注射は息をゆっくり吐きながら受けよう
背筋の固くなっている患者さんに「筋肉の緊張を和らげるような注射をしましょう」というと「痛み止めなら一時的なので要りません」と断る人がいます。注射は筋肉の緊張を和らげると圧迫されていた血管が広がり、血流を改善して、腰痛の悪循環が断ち切れます。
息を吐く時には副交感神経が緊張して筋肉が柔らかくなり、注射の痛みが楽になります。だから注射が怖い人は注射を指す前に合図をしてもらいその時からゆっくり息を吐くと痛みが少なくてしみます。
解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
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