肩こりの治療は寝るよりも運動
厚生労働省が発表する国民生活基礎調査では女性が自覚する病気の第1位は肩こりです。肩こりはコンピューター作業などで目が疲れて、肩の筋肉が疲労して起こってきます。だから、肩こりはよく睡眠をとれば、治るような気がします。しかし、高校生の睡眠時間と肩こりの関係を調べた調査では、8時間睡眠が36。0%と肩こりの割合が一番少なく、7時間で42,5%、6時間で49.5%であったが、9時間、10時間では53.8%、5時間で54.5%、4時間で58。8%と睡眠時間は多すぎても少なすぎても肩こりの割合が多いという結果でした(高桑巧:肩関節.24:195-198,2000)。肩こりの治療には運動が一番です。江坂の整形外科診療所 戸田リウマチ科クリニック院長 大和大学整形外科非常勤講師 戸田佳孝
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