脂っこい物を食べた後には緑茶を飲めば脂肪肝を予防できる可能性が高い。
ハンバーガーなど脂っこい物を食べれば、血液中のコレステロールが増え、それが肝臓に蓄積し、脂肪肝になります。Ushiroda先生達の高脂肪食飼育マウスを使った研究では緑茶を飲むと細菌によってポリフェノールに代謝され、それが胆汁酸調節不全を改善し、胆汁酸代謝、特にタウリンの脱抱合を変化させ、腸管内環境を改善して脂肪性肝疾患を抑制すると考えられました。だから、脂っこい物を食べた後には緑茶を飲みましょう
カテキンだけではなく、お茶に含まれるポリフェノールには神経を元気に保つ働きがあります。柿木先生の研究では緑茶ポリフェノールに浸したラットの坐骨神経の断片は1ヵ月間の保存が可能で、同種移植時の免疫拒絶反応をも抑制できました。つまり、神経の断片を緑茶に浸しておけば、顔面神経麻痺などの自家神経移植に使える元気さが保てるということになります。解説:江坂の整形外科クリニック 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
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