肋骨と背骨の繋ぎ目は歳をとっても変形性関節症にはなりにくいです。その理由は肋骨が呼吸によって常に動かされているからだという説があります。だから、膝や股関節も貧乏ゆすりでよく動かせば変形性関節症になりにくいと考えられます。しかし、三谷先生らは変形性股関節症の軟骨のすり減りを予防するための貧乏ゆすり体操が有効であるが、理想的には1日2時間行う必要があると書いておられます
(三谷茂ほか臨整外.52:213-218,2017.)。毎日、2時間も貧乏ゆすりするのは少しきついと感じるのは僕だけでしょうか?論文の解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝