お母さんは母乳で自分の骨を子どもに与えて育ててくれる。
副甲状腺ホルモンと似た構造の副甲状腺ホルモン関連蛋白という物質は授乳による乳首を吸われる刺激によって沢山出てきます。そしてお母さんの骨のカルシウムと溶かして母乳の中に入れて、赤ちゃんにカルシウムを与えます。まさに子に身を捧げているのです。そして、将来、自分自身は骨粗鬆症になる確率が高くなります。そんな意味では母乳で育ててくれたお母さんに感謝しなければなりませんね。解説:戸田リウマチ科クリニック院長 大和大学整形外科非常勤講師 戸田佳孝
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