ひざの痛みに対する指導はインターネットを使っても無駄?
アメリカのある大学では痛みのある変形性ひざ関節症と変形性股関節の患者さんで一般的な外来治療を受けている537人を3つのグループに分けました(Allen KD:Ann Intern Med. 2017 doi: 10).。一つ目は、電話で痛みや肥満の対処法を指導する群、二つ目は電子メールでそれぞれの患者に適した生活を指導する群、三つ目は電話でもメールでも指導する群です。その結果、12カ月後の治療成績は、電話やメールで追加しても治療成績はあがりませんでした。やはり、ひざや股関節の治療は医者に実際に診てもらって指導を受けるのが一番だと思います。論文の解説:江坂の整形外科診療所 戸田リウマチ科クリニック院長 大和大学整形外科非常勤講師 戸田佳孝
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