ウォーキングやゴルフだけでは持久力がつかない
「もうこれ以上運動ができない」という限界で1分間に酸素を取り込む量を最大酸素摂取量といいます。マラソンの選手などではこの最大酸素摂取量が多いです。つまり、酸素を沢山とりこめると持久力が強くなります。最大酸素摂取量酸素を多くするためには、少し息が切れるぐらいの運動をしなければならず、ウォーキングやゴルフでは不十分です。最大酸素摂取率が低い人は生活習慣病になりやすいことが知られています。国内のあるフィットネスクラブの研究では運動習慣のない人は生活習慣病にかかる前から最大酸素摂取量が少ないことがわかりました(黒田豊ほか:体力科学 60: 147-154,2011)。ゆえに、生活習慣病の予防にはすこし息が切れるぐらいの運動によって最大酸素摂取量を高くすることが良いです。論文の解説 江坂の整形外科診療所 戸田リウマチ科クリニック院長 大和大学整形外科非常勤講師 戸田佳孝
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