ウクライナの誇りを支える遺伝子学的研究結果
ロシアによるウクライナに対する軍事侵攻が続いています。ウクライナの人はどうして国土30倍、GDP10倍のロシアに屈しないのでしょうか?その誇りの源は何なのでしょうか?
クシシュトフ先生達ポーランドでの遺伝子学的研究ではロシア人を含むスラヴ民族の故郷はキーウ周辺であることがわかりました。その理由としてY染色体は父親からしか遺伝しないので組み換えがおこらりませんが、Y染色体にあるスラヴ人に特徴的な遺伝子はキーウ周辺の人の一番多かったからです(Rebala Krzysztof, etal:Journal of Human Genetics.52;406-414,2007.)。
9世紀の終わりにキーウ大公国が成立しましたが、モンゴルに征服されました。しかし、モンゴル人は人口も少なかったことから間接統治を行いました。その後のロマノフ王朝はモンゴルの庇護下でルーシの最高の地位とされたウラジーミル大公の地位を独占してゆき、最終的にはモスクワ大公と呼ばれるようになります。ウクライナ人にはモンゴルに媚びを売ってスラヴ人の都を奪われたという思いがあるのかもしれません。
論文の解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
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