カタールW杯。狭い範囲に沢山のスタジアムを造って大丈夫?
カタールワールドカップもいよいよ開幕しますが、ここになって参加国の一部から色々と批判が出てきております。その主たるものがこの10年間でスタジアム工事を請け負っていた外国人労働者の過酷な現状で、6751人もの方が亡くなったとされています。今回大会のスタジアムは8ヶ所あるんですが、地図を確認しますと非常に狭い範囲に建設されている事が分かります。
実は今回の大会は初めて11月開催となったんですが、昔々冬場のリーグ戦の準備は大変だったみたいで、凍った地面の上で焚き火をおこなって溶かす、藁を巻く…など信じられない準備を行なっていたらしいです。 一方今大会の会場であるカタールは11月であっても灼熱環境です、各スタジアムは冷房完備の様です。↓ しかし大会が終わったらこれらのスタジアム、特にごく近い位置にあるところはどうなるんでしょうか?
サッカーの母国・イングランドではなかなか凄いライバルと言いますかダービーの舞台と言いますか、とんでもなく近くにライバルチームの本拠地がある例が結構あります。有名なのがリバプールとエバートンですね、直線距離で600m程しか離れていません。
しかし更に凄いのがノッティンガム・フォレストとノッツ・カウンティです。フォレストはヨーロッパチャンピオンにもなった名門ですが、写真の如くちょっとした川を挟んでポンポンと存在しています。日本ではなかなかこうはいかないでしょうね…。
解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
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