コンピューター制御の手押し車で転倒骨折が減る
街でおばーさんがカートを押して歩いているのを見かけると思いますが、あれを手押し車といいます。年齢の変化で腰の神経の管が狭くなってくると数十メートルしか歩けなくなりますが、手押し車につかまり前かがみになると神経の管が広くなるので歩行距離が延びます(橋爪洋ほか:.Modern Physician.31:1076-1078,2011)。でも、手押し車につかまったまま転倒して骨折する高齢者が結構多いです。最近では、コンピューターで制御して下り坂で適度に減速し、斜面では傾かないようアシストする手押し車が普及しています。介護保険の認定を受けている方は月約700円でレンタルできます。買い上げるでは約11万円です。販売例。論文の解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
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