国内のある大学では564人をコーヒーを週に1杯未満の人を少ないグループ、週に1杯以上1日1杯未満を中ぐらいグループ、1日1杯以上の人を多いグループに分けて、筋力を比べました(中條雅彦ほか:体力科学.63: 383-389,2014.)。その結果、多いグループの膝を伸ばす力は中間ぐらいや少ないグループより明白に強かったですが、握力には差がなかったそうです。その理由は不明ですが、一つの説はコーヒーをよく飲むと自然に起こっている筋肉の炎症が治ってくるからだそうです。論文の解説 江坂の整形外科診療所 戸田リウマチ科クリニック院長 大和大学整形外科非常勤講師 戸田佳孝