サッカーのピッチもラグビーグラウンドも当たり前になったいつでも緑の芝生に感謝しましょう
今回も関西医療大学の増田教授に教えてもらいました。↓年が明けて高校サッカーや大学ラグビーなど球技も佳境です。
Jリーグが始まる以前のご様子を覚えておられる方は印象の違いをお感じなのでは無いでしょうか?そう、昔は高麗芝が主流で冬季は枯れていたんです。ところが今は西洋芝を上手に使って常に緑色なんですよね。
日本代表チームは15歳から始動するんですが、そのラージグループであるナショナルトレセンU-12も天然芝ピッチで行うんです。大会要綱でも『平坦で常緑の天然芝ピッチ』と記載される場合が珍しくありません。
旧国立競技場も見事な常緑でした。関西では堺市にJ-GREEN堺というナショナルトレーニングセンターがありますが、そのメインフィールドの天然芝は国立競技場と同一だそうです。↓ もちろん『手入れ』も非常に緻密でして、太陽光が不足している場合にはLEDランプを使ったり、
エアレーションと称する細い穴を穿って(うがって)通気性を向上する作業などを丁寧におこなっています。季節ごとに種を蒔いたりする際にはシートを一面に敷きます。
ピッチサイドに置いてあるこれは何かおわかりですか?
種を啄み(ついばみ)にやってくる鳥を追っ払うためのピッチ一面にテグスを張り巡らすリールだったんです。
実際日本のチームはパスサッカーが得意ですからね、刈り込みも短いですし、試合前やハーフタイムにも撒水するんです。ウオームアップする選手にかかってしまう場合も散見します。テレビからではなかなか分かりませんね。このように天然芝の手入れには大変手間がかかります
もちろんサーフェイスだけでなくスパイクのスタッドの数や形状も日進月歩です。各種傷害対策という観点からも重要なポイントですね。
戸田クリニックホームページ:https://toda-hiza-seikei.com//
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