戸田整形外科リウマチ科クリニック

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サッカーはなぜ中途半端な11人?

今回も関西医療大学の増田教授に教えてもらいました。前回の続きです。カタールワールドカップは登録メンバー人数が23名から26名に増えた、選手交代人数も2から3へ 3から5へとルール上明確に増えたとご説明しました。↓しかしそもそもサッカーの選手数はどうして11名なんでしょうか?バスケットボールの5人、ラグビーの15人みたいにキリが良くありません。ま、野球の9人やハンドボールの7人もですけどね。 実ははっきり分かっていません。↓昔々のサッカーはボールを使いつつも街同士の乱闘に近いイメージで、広場の広さや参加者の年齢層などで人数を決めていたそうです。↓現在でもサッカーのピッチの広さにはかなりの差異が認められていて、国際マッチの場合、縦横ともに10mの違いまで認められています。↓システムにも4-3-3などバリエーションが豊かな歴史があります。一体なぜ11人なんでしょう? 子供の頃に読んだ雑誌の記事の中で、ある記者がこんな事をおっしゃっていました。「人間が1つの眼で認識できる人数は4人らしい、という事は主審1人・線審2人の合計6つの眼球で認識できる人数が24人、あと自分以外の審判を認識する必要があるから選手は両チームで22人、だから1チーム11人となった」と。私はこれをずっと信じていました。選手としても監督としても頂点を極めたヨハン・クライフ氏が「次のプレーとして4つの引き出しを瞬時に描ければ立派だ」とおっしゃっていたからです。↓↓でもこの記者のご意見はガセだったとか…、チャンチャン! 今小学生年代のサッカーは8人制が主流です。昔々に戻ったんでしょうかね? 解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝