貴晶会戸田リウマチ科クリニック

診察予約・お問合せは 06-6387-4114
受付時間 | 9:30〜12:30(月-土) 15:30〜18:30(月-水,金)

テニス肘に対して押さえつけると動かす(相反抑制)によるストレッチが効く。

田口先生達は上腕骨外側上顆炎(通称テニス肘)に対して抵抗下での手関節の等尺性屈曲運動を行ったのち,肘関節伸展位での手関節の他動屈曲運動による前腕伸筋群の伸長運動を自主訓練として指導しました.6ヵ月以上の経過観察を行った結果,肘を伸ばすだけのストレッチを行った場合よりも治療成績が良かったです。 その理由は、筋肉の端のあるゴルジ体はストレッチで引き伸ばされ続けると脊髄に信号を送り、逆に縮まろうとします。これを伸張反射といいます。つまり筋肉は引き伸ばされ続けると返って固くなる。曲げると伸ばすを繰り返すのがストレッチの効果をより強めることになります。解説:江坂の整形外科クリニック 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝