ドゥケルバン病は嗅ぐタバコを入れる窪みに起る腱鞘炎
親指を立てた時にできるくぼみは、タバコの葉を入れて、嗅いでいたため嗅ぎタバコ入れという名前がついてします。この嗅ぎタバコ入れの付け根では親指を外側に開く筋と上に上げる筋が交叉しています。
親指を使う仕事をし過ぎるとこの交叉の部分で腱鞘炎が起こり痛くなってきます。これをドウケルバン氏病とも呼びます。そんな症状には親指を内側に入れて曲げ、反対の手で引っ張るストレッチをしましょう。それでも痛みが続けば。整形外科に行って、サポーターを着けたり、注射を打ちましょう。
図で説明してもわかりにくいと思いますので僕の手で説明します。
論文の解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
前の記事へ | TOPヘ | 次の記事へ |