パチンコで乳児14時間放置。日本ではギャンブル依存症の8割がパチンコ。
北海道・釧路市で、夫婦で14時間パチンコ店に行くなどして、放置された生後4か月の男の子が亡くなった事件で、警察は阿部光浩容疑者(35)と10代の妻を、保護責任者遺棄の疑いで逮捕・送検しました。10代の妻は育児の支援が必要な「特定妊婦」でした。「特定妊婦」とは児童虐待防止のために設けられた考え方で、自治体などから公的な支援を受けることができます。
蒲生先生達によると日本のギャンブル依存症の有病率は成人男性3.6%,成人女性0.6%と推定されているが,約8割がパチンコ・パチスロによるものだそうです。パーキンソン病の治療薬を飲むとギャンブル依存症になることもあるのでギャンブル依存症は脳のホルモンバランスが崩れてきていると書いた論分もあるそうです。
秋山先生達は、「パチンコをしている時だかは私の心は落ち着いている」などの質問からパチンコ・パチスロ遊技障害尺度を作りました。河本先生らのパチンコ依存症の治療結果ではスマホのゲームなどに置き換えるとパチンコ・パチスロ遊技障害尺度は即効的に下がるが、ゲーム依存症になりやすい。安全性が高いのは一家団欒と運動であると書いています。↓今回の事件では子供を放置していたので一家団欒と真逆のことをしてしまったと僕は思います。論文の解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
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