一部の整形外科医が義肢装具士の不正を見逃していた。
市販の足底板を自分で造ったふりをして保険(療養費)に不正請求していた。松本義肢製作所の義肢装具士は市販の靴と足底板を簡単に加工して2足で10万円を請求し、うち7万円を保険(療養費、つまり国民の税金)から請求していました。この不正請求は平成30年2018年に発覚し、不正請求総額は約1億7千万円にも上りました
松本義肢製作所が市販の装具をオーダーメイドと偽って国民の税金で成り立つ療養費に不正請求を行っていた件について健康保険組合は一業者の問題ではなく氷山の一角で不正は全国に広がっていると認識しています。整形外科診療所側の問題点は出入りの義肢装具士に世話になっているため、本当にオーダーメイドなのか審査することなく、受付で証明書にハンコを押していることです。
解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
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