体が柔らかいと不利なこともある
unstable painful shoulder 略してUPS日本語訳すと不安定で痛む肩はアスリート、特に野球やバレボールなどの肩を後ろに引きながら回す動作で激しい痛みがでます。星加先生の解説では関節造影を行うと関節の後ろの唇のような骨に腱が挟まりこんでいるのが特徴です。当院では、注射で挟まりこんだ腱を吹き飛ばしてやる治療を行っています
不安定で痛む肩の原因は全身の関節の袋が伸び縮みしやすい、いわゆる体が柔らかい人で起きやすいです。体が柔らかいことはアスリートにとって良いことですが、関節の隙間に腱が挟まりやすいという欠点もあります。一般の人なら注射でだましだまし使えば良いのですが、トップアスリートとしてパフォーマンスを続ける場合は関節鏡で関節の袋を縫縮することをお薦めします。解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
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