貴晶会戸田リウマチ科クリニック

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働き盛りの時から血圧に興味を持とう!

笑福亭笑瓶さんが66歳でなくなりました。死因は大動脈解離でした。加藤茶さんは63歳の時に、石原裕次郎さんは47歳の時に大動脈解離になりました。大動脈解離は血圧の乱高下で起こってきやすいです。坪田先生達の調査では、血圧を気にしていない人は65歳以下の人で職業を持っている人に多かったです。特に、お酒を飲んだ後2時間はお風呂に入るのは止めましょう。なぜなら、お酒を飲むと血圧が下がり、お風呂に入ると血圧が上がり、乱高下し、心臓や大動脈に負担をかけるからです。 前の話と矛盾するようですが、お風呂は夜に入った方が効果的です。血圧は朝に上がってきます。だから、脳梗塞や心筋梗塞を明け方に発症する人が多く、梗塞の原因の一つは夜中に血圧が下がらないからです。そこで、夜はお風呂で体を温めてから寝ることで、適切に血圧を下げて、血管を守りましょう。またお酒を飲んでお風呂に入いらなかった翌日は寝起きではなく起きてしばらくしてから入浴しましょう。湯田先生達の解説では朝起きる前は心臓の交感神経が興奮するために血圧上昇が起こるので目覚めた時に部屋を明るくすることによって血圧上昇が抑制できると述べています。解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝